セラミック治療について

保険診療で使われる金属(銀歯)やプラスチック素材は、長年の使用によって劣化や摩耗を起こしやすく、歯と詰め物の境目に微細な隙間が生じることがあります。その隙間から細菌が侵入すると、詰め物の下で再びむし歯が広がる「二次むし歯」を引き起こし、大切な天然歯をさらに削らざるを得なくなります。セラミック治療は、高い審美性と生体親和性、そして精密な適合性を活かして「再発リスクを抑え、大切な歯を長持ちさせる」ことを目指します。白く自然な透明感を手に入れると同時に、お口の清潔な環境を長期的に維持し、患者様の将来の歯の寿命を守るための精密治療をご提案いたします。
セラミック治療のメリット
天然歯に近い自然な白さと透明感
セラミックは光を適度に通す性質(光透過性)を持ち、周囲の天然歯の色調やツヤに合わせた細やかな調色が可能です。治療した箇所が自然に馴染み、人前でも口元を気にせず自信を持って笑顔になれます。
むし歯の再発(二次むし歯)リスクの低減
セラミックは表面が非常に滑らかで、プラーク(歯垢)や細菌が付着しにくい性質を持っています。さらに歯質との確実な接着技術を組み合わせることで、境目からの細菌侵入を抑え、長期的なむし歯予防へとつながります。
経年劣化や変色がほとんどない
保険適用のプラスチック素材は吸水性があるため、時間の経過とともに黄ばみや口臭の原因となることがあります。セラミックは水分を吸収しないため、コーヒーやカレーなどによる着色や変色が極めて少なく、陶器のような清潔感を維持できます。
金属アレルギーの心配がない
金属を一切使用しないオールセラミック素材を選択すれば、金属アレルギーをお持ちの方でも安心です。また、銀歯のように金属イオンが溶け出して歯肉が黒ずむ心配もありません。
当院のセラミック治療の特徴

精密な診査・形成
肉眼の限界を超えた処置を行うため、高倍率の拡大鏡やマイクロスコープを積極的に活用しています。視野を何倍にも拡大し、ライトで明るく照らし出すことで、わずかなむし歯の取り残しや歯の微細な亀裂を確実に確認します。セラミックの適合精度を左右する歯の削り出し(支台歯形成)の段階から細部にこだわり、境目に段差や隙間をつくらない精密な処置を実践しています。
歯科用CTと口腔内スキャナーの活用
歯や周囲の骨の状態を立体的に把握するため、歯科用CTによる3次元的な診断を行います。さらに、型取りには光学技術を用いた口腔内スキャナーを導入しています。従来の粘土のような印象材を使わずにお口の中を正確にスキャンしてデータ化するため、嘔吐反射の強い患者様でも負担なく、極めて精度の高い被せ物の作製が可能です。
ラバーダム防湿による接着技術の徹底
セラミックの寿命は「歯質といかに強固に一体化できるか」にかかっています。唾液や呼気中の湿気は接着力を低下させる大敵となるため、必要に応じて薄いゴム製シートでお口を覆う「ラバーダム防湿」を行います。乾燥した清潔な術野を確保したうえで適切な下処理を行い、外れにくく再発しにくい確実な接着を実現します。
セラミックの種類

オールセラミック(e.maxなど)
全体がセラミック素材で作られており、天然歯に近い透明感と色調再現性を持ちます。前歯など見た目を重視したい部位に適しています。
ジルコニア
「人工ダイヤモンド」とも称される高い強度と耐久性を誇るセラミック素材です。強い咬合圧がかかる奥歯や、歯ぎしり・食いしばりの癖がある患者様でも割れにくく、安心してご使用いただけます。
セラミックインレー・アンレー(オーバーレイ)
むし歯を削った後の部分的な修復に用いる詰め物です。歯の削除量を可能な限り抑えつつ、残った健康な歯質を補強するように精密な設計と接着を行います。
福岡県糟屋郡でセラミック治療ができる歯科医院をお探しの方へ

「銀歯を白くしたい」「過去に入れた被せ物を綺麗にやり直したい」とお考えの方にとって、費用の透明性や治療の安全性は大切な関心事です。新宮おがわ歯科おとな・こども歯科では、無理に自費治療を勧めることはいたしません。患者様のお悩みやご要望に耳を傾け、保険診療を含めた複数の選択肢それぞれのメリット・デメリットを分かりやすくご説明いたします。 治療後もエアフローなどを活用した丁寧なメンテナンスを行い、美しい口元を長く見守ってまいります。新宮町をはじめ糟屋郡周辺で審美治療をご検討中の方は、どうぞお気軽に当院までご相談ください。
